サクソバンクで働く人々

社員から見た「サクソバンクはこんな会社」

オンラインによる投資サービスを世界各国で提供する「サクソバンク」。いったいどのような企業風土を持つ金融機関なのだろうか。

インタビューされる人齋藤奈々ニルセン

齋藤奈々ニルセン
トレーディングサービス部門/ディレクター

日本の大学で学び母国のサクソバンクに就職

主にオンラインによる取引サービスを専門に提供するサクソバンク。営業社員を多く抱える従来の金融機関と比べると、社員が直接、投資家と触れ合う機会はそう多くない。

齋藤奈々ニルセン
(Nanna Saito Nielsen)
トレーディングサービス部門/ディレクター

いったいサクソバンクはどのような企業なのだろうか。デンマークの本社に勤務する女性社員、齋藤奈々ニルセンは「年齢・国籍による壁がなく、風通しの良い企業」と印象を語る。

「私は2004年にサクソバンクに入社しました。現在の社員数は海外支社も合わせると1000人近くいますが、入社当時は300人弱でした」

デンマークで育った彼女は、日本人の母親とデンマーク人の父親を持ち、大学時代は日本の国際基督教大学で経済学を学んだ。卒業後はデンマークへ戻ってきたが、なぜサクソバンクを就職先に選んだのだろうか。

2008年に完成した新社屋はデザインが評価され、国際的な建築賞も獲得している

「大学で経済を学んだことから、金融業界に興味がありました。ただしデンマークは学歴社会の一面があり、銀行には大学院でMaster(修士)を取得しないと就職が困難なんです」

そのような中、従来の投資銀行と異なり、学歴ではなく、彼女の国際経験を重視したのがサクソバンクだった。

「CEOのラルスはデンマーク出身ですが、英国のロンドンでの生活が長く、経営幹部に外国人を採用するなど、もともと国際的な雰囲気が社内にありました」

1Fの社員食堂では様々な国籍を持つ社員が肩を並べてランチタイム

現在、デンマークの本社には様々な国籍の社員が働いている。多様な文化を受け入れる土壌が社内にあったことが、その後の積極的な海外進出につながった。こうした企業風土が「サクソバンクの面白いところ」だと彼女も感じている。彼女自身もデンマーク語と英語、そして日本語を操る国際人だ。

「弊社は国籍はもちろん、世代や役職間の壁も低く、誰もが活発に意見を出します。これまでも全員で経営に参加し、一丸となって成長してきました」

「日本人にサクソバンクを知ってほしい」

現在のサクソバンク本社は2008年に完成した。洗練された北欧デザインのインテリアは社員にも好評だ。「デンマークではデザインへの関心が高いので、社員も喜んでいます」

本社1Fに設けられた憩いのスペース

新社屋に移る以前のオフィスでは、部署ごとに階が異なり、コミュニケーションがとりづらいことが課題の1つとなっていた。

しかし「新オフィスに移り、社内の風通しが良くなりました」とそうした問題も解消された。現在のオフィスはデザイン面だけでなく、社員にとって仕事の効率向上にも役立っているようだ。

「サクソバンクは社員、そして顧客である投資家を大切にする会社です。日本でも今後、より多くの投資家をサポートできると嬉しいです」

サクソバンクはこんな会社
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