
世界で過熱するCFDの魅力を担当者が語る
日本でも近年注目を集めるCFD。いったいどのような特徴を持つ金融商品なのだろうか。

ソレン・ネダーガード
CFD+上場商品部門/グローバル責任者
個人投資家にも徐々に注目集まる「CFD」とは
新しい金融商品として、近年国内の個人投資家や金融業界の注目を受ける「CFD」。CFDとは「Contract for Difference」(差金決済取引)の略称。「差金決済」はあまり聞きなれない言葉だが、簡潔に説明すると、投資対象となる資産を実際に保有することはなく、取引が終了した時に売買した価格の差額(差益・差損)だけをやり取りして終了する取引のこと。

CFDには、世界各国の市場の株式・指数・商品・債券・金利など、さまざまな投資対象商品がある。例えば証券CFDは、対象となる株価の上昇や下落を反映して、その価格が上下する金融商品。株と同様の動きをするが、証券CFDの特徴でありメリットは「レバレッジ」にある。
レバレッジは日本でも普及しているFX(外国為替証拠金取引)で知られるようになり、投資家は元手の何倍もの規模の取引が可能になる。
「CFDが最初に発展したのは英国。その後シンガポールや豪州、香港などでも普及し、今や世界160カ国で取引されている」と説明するのはサクソバンク本社でCFDを担当するソレン・ネダーガード。
ソレンはCFDが注目を受ける理由について、「現物の株式投資のように買いだけではなく、売りからも入ることができる」ということ。さらに「レバレッジをかけることができる」という2点であると分析する。
日本ではまだCFDの認識が浸透していないため、FXほど普及していないが、豪州や英国などCFDが普及している国と日本の共通点が、「一般投資家が高いリスクをとる傾向があること」だとソレンは言う。その点ではCFDが日本の投資家に浸透する可能性は十分ある。
サクソバンクの証券CFDなら世界23ヵ国の取引所で扱っている約7000の個別銘柄を取引できる。またWTI原油先物や金(ゴールド)など20銘柄の商品CFDなども扱う。

たくさんの銘柄の中から取引することができるが、「初心者の場合はインデックス(指数)から始めるといいでしょう」とソレンは勧める。
インデックスとはNikeei225を参照原資産とした「日本株価指数」や、「NYダウ工業株30種」のような市場全体の動向を示す指標や指数のことだ。個別株と比べて比較的、変動が少なく、全体の景気に連動して動くので、初心者にとっても取引しやすい。ヨーロッパでは、ドイツ株価指数(DAX)やNYダウが人気だ。
また商品CFDでは全体的にWTI原油先物が1番人気で、その次に金(ゴールド)、銅と続く。WTI原油や金は日本の投資家にも広く取引されている銘柄だ。
最後に日本の投資家に向けてソレンからアドバイスをもらった。
「レバレッジの概念をきちんと学んでからCFD取引を始めましょう。中にはレバレッジを大きく設定して投資に失敗する人もいます。徐々に慣れていくと良いでしょう」


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