世界の通貨
- ユーロ(EUR)
- 「第2の基軸通貨」として、米ドルとの関係に注目。
通貨の特徴
ユーロは1999年1月に誕生した、EU加盟国の単一通貨です (ユーロ貨幣の流通は2002年1月~)。当初は11カ国で導入が始まり、現在では16カ国に拡大。「ユーロ圏」と呼ばれる経済圏を形成しています。またEUに加盟しない国々でもユーロは採用されるようになり、為替市場では米ドルに次ぐ取引量へ成長。外貨準備通貨としてユーロの比率を高める国が増え、「第2の基軸通貨」とも呼ばれます。このように市場への影響力は年々高まっています。
| 公式使用国(EU加盟国) | : | ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、アイルランド、ギリシャ(2001年1月~)、スロベニア(2007年1月~)、マルタ(2008年1月~)、キプロス(2008年1月~)、スロバキア(2009年1月~) |
|---|---|---|
| 非公式使用国・地域 | : | モンテネグロ、コソボ、アンドラ、サン・マルタン島、アクロティリおよびデケリア |
通貨としての動き
ユーロ圏の金融政策は「欧州中央銀行(ECB)」を中心に決定されます。政策理事会は定期的に行われ、その動向が注目を集めます。またユーロ導入国の中で大きな経済力を持つのがドイツとフランスです。このため両国の経済指標や要人発言が、ユーロの値動きに影響する場合もあります。またユーロと米ドルは逆相関の関係にあり、アメリカにとってネガティブなニュースが出ると、米ドルからの回避通貨としてユーロが買われる傾向にあります。
相場の一般的な変動要因
アメリカとEUの経済的な状況がトレンドを形成しています。例えばアメリカのサブプライム問題で米ドルへの信任が薄れたときには、ユーロが買われ、米ドルに対して大きく上昇。しかし最近では逆に、ギリシャの債務問題に端を発したユーロ不安により、米ドルに対して大きく下落しています。また円との関係は、かつてその金利差に注目が集まり、円売り/ユーロ買いが進みましたが、現在は各国の債務問題へと市場の注目が移り始めています。
主要経済指標
現在の経済状況
ユーロ圏の経済は景気対策の効果もあり、緩やかな回復傾向が続いています。しかし労働市場は厳しい情勢が続き、家計の悪化が景気にも悪影響を与えるとの懸念もあります。またユーロ通貨は新たな導入国の誕生が予測される一方で、ギリシャの債務問題に端を発した様々な課題に直面しています。これは導入国の間で経済や財政に格差があり、単一通貨としての信用力を不安視するもの。2009年の財政赤字は前年比で約3倍(GDP比7%)へ拡大、2010年も悪化が続くと予想され、EU各国の今後の対応が注目されています。
相場が動く時間
ユーロは、東京市場が終わり、ロンドン市場が始まる時間帯から動きが活発になると言われています。とくにユーロ/米ドルの相場は世界で最も流動性が高い通貨ペア。このため欧州とアメリカ、双方のニュースや経済指標へ敏感に反応する傾向があります。またユーロを導入していないイギリスや北欧の国々との為替取引が活発になるのも、この時間帯です。
ロンドン市場が開いている時間帯 / 日本時間では16時から翌朝1時
ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯 / 日本時間では21時~翌1時
- ※株式市場の動向が為替に影響することもあるため、各国の株式市場の取引時間も相場に影響する時間帯といえます。
主要貿易品目・相手国・地域
主要貿易品目(2008年)
| 輸出 | : | 機械・輸送機器類(43.5%)、化学工業製品(15.7%)、原料別半製品(13.7%)、雑製品(10.5%) |
|---|---|---|
| 輸入 | : | 鉱物性燃料・潤滑油等(28.6%)、機械・輸送機器類(26.7%)、雑製品(12.7%)、原料別半製品(11.5%) |
主要貿易相手国・地域(2008年)
| 輸出 | : | 米国(19%)、ロシア(8%)、スイス(8%)、中国(6%)、トルコ(4%)、ノルウェー(3%)、日本(3%) |
|---|---|---|
| 輸入 | : | 中国(16%)、米国(12%)、ロシア(11%)、ノルウェー(6%)、スイス(5%)、日本(5%)、トルコ(3%) |
貿易総額(2008年)EU27ヵ国の数値
| 輸出 | : | 1兆3,065億ユーロ 1兆9,139億ドル |
|---|---|---|
| 輸入 | : | 1兆5,650億ユーロ 2兆2,925億ドル |
データ出典:外務省、JETRO
オペレーション・レート
失業率推移

| 通貨略称 | EUR、€ |
|---|---|
| 中央銀行 | 欧州中央銀行(ECB=European Central Bank) |
| 政策金利 | 主要リファイナンシングオペ最低入札金利 |
| 実質GDP成長率 | 0.8% [2008年] |
| 1人当たりのGDP(名目) | 25,100ユーロ [2008年] 36,767ドル [2008年] |
| 失業率 | 7.0% [2008年] |
| 経常収支(国際収支ベース) | -2,550億ユーロ [2008年] -3,735億3,060万ドル [2008年](調整値) |
| 貿易収支(国際収支ベース) | -2,063億ユーロ [2008年](調整値) -3,021億9,358万ドル [2008年](調整値) |
| 外貨準備高 | 2,187億1,700万ドル [2008年] ユーロ圏 |
| 財政赤字対GDP比 | 2.3% [2008年] |
※統計はすべてEU27カ国の数値
- サクソバンクFX証券株式会社
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第一種金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第239号
商品先物取引業者 経済産業省および農林水産省許可 - 加入団体:日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会、
指定紛争解決機関 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)
0120-007-390月曜AM8:00から土曜AM7:00
平日AM9:00から18:00以外の時間帯は外部サポートセンターの対応になります。
外部コールセンターでは、原則、取引ツールの操作方法のみのご案内とさせていただきます。
弊社の商品概要、取引、口座開設、登録情報、キャンペーンに関するご質問は、平日の09:00から18:00(年末年始を除く)にお問い合わせください。
- ■外国為替証拠金取引は通貨の価格を、貴金属証拠金取引は貴金属の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。これらの取引は取引金額が預託すべき取引証拠金の最低額(外国為替証拠金取引:個人の場合は取引金額に対して4~8%、法人の場合は取引金額に対して1~8%。貴金属証拠金取引:個人・法人ともに取引金額に対して6%~12%)に比して大きいため、その損失の額が取引証拠金の額を上回る可能性があります。さらに、売買の状況によってはスワップポイントの支払いが発生したり、通貨の金利や貴金属のリースレート等の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じたりすることがあります。売買手数料については、無料コースのミニまたはスタンダードと有料コースのFX CHOICEがあり、FX CHOICEでは取引金額に一定の料率(0.001%~0.005%)を掛けて求めた手数料が新規/決済それぞれで課金されます。また、スタンダードとFX CHOICEでは、当社が定める取引数量未満の注文が約定した場合は数量に係らず1取引(片道)あたり10ドル相当のミニマムチャージが課金されます。
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