トレード用語辞典

為替市場の用語

相対取引(あいたいとりひき)

株式のような取引所取引とは異なり、売り手と買い手が直接に決めたレートで取引すること。インターバンク市場はこの方式であり、市場参加者の銀行同士が直接取引を行っている。


インターバンク市場

銀行間で行われる為替取引の市場。最低取引単位は100万ドルで、数十億ドルの取引が一度に行われることもある。外国為替市場には特定の取引所がなく、EBS(外国為替電子取引システム)、ロイター通信端末、外為ブローカーなどを通して相対形式で取引が行われる。


エフエックス、FX 

→フォレックス


オーティーシー(OTC)取引

相対取引のこと。Over The Counter Transaction。


オーバー・ナイト・ポジション(Over Night Position)

翌日以降に持ち越されたポジション。そうした取引をオーバー・ナイト取引(Over Night Deal)という。


カレンシー(Currency)

通貨のこと。


為替ヘッジ

外貨建て資産を持っている場合、投資元本や利息を円に替えるときに為替差損が生じるリスクを回避するため、将来のある時点で行う通貨取引(外貨売り/円買い)のレートを現時点で決めること。→ヘッジ


基軸通貨

通貨の中でも中心的な役割をはたし、企業や個人が国際間の取引決済で広く使用し、各国の通貨当局が外貨準備高として保有する通貨。


キャリートレード

低金利の通貨で資金を調達し、高金利通貨で運用する投資手法。2004年〜2005年は円やスイスフランで借入れを行い、その資金をオセアニア通貨などに替えて金利差を収入とすることで、利益を上げることができた。ただし、為替差損を被るリスクがあり、実質金利の差が為替の変動リスクを上回らないと利益にならないが、為替差益を得られれば二重の収益となる。


クォート、クォーテーション(Quote、Quotation)

取引において価格を提示すること、またはその価格。


公開市場操作

日銀が、公開市場(主に短期金融市場)で債券や手形の売買を行い、資金需給を調整して、間接的に金利に影響を与えようとすること。オペレーションとも言う。


固定相場制

為替レートを固定、または基準レートの上下一定幅に限定する制度のこと。


直物取引(じきものとりひき)

インターバンク市場において最も取引高の多い取引形態。成約した日から2営業日後に実際の通貨の受渡しが行われる(USドル/カナダドルは翌営業日)。スポット取引ともいう。ニュースなどで報道される為替レートは一般的に直物取引のレートをさす。


市場介入

各国の中央銀行等が為替レートを一定の水準に維持する目的でインターバンク市場の取引に参入すること。市場介入でも、一国だけで行う単独介入に比べ、各国が歩調を合わせて行う協調介入の方が、市場に対する影響度が強い。


主要通貨

世界の外為市場で取引量の多い通貨を言う。一般的にはUSドル、ユーロ、円、英国ポンド、スイスフランなどを指す。メジャー・カレンシー(Major Currency)ともいう。


スポット取引

→直物取引


スワップレート(Swap Rate)

スワップとは「交換する」といった意味で、条件の異なる取引を交換する行為を意味する。その際の交換レートがスワップレート。


為銀主義(ためぎんしゅぎ)

外国為替取引は、外国為替公認銀行を通じてのみ行うことができるとする主義。


ダン(Done)

ディーラー用語で取引の成立をいう。不成立の場合はNothing Done。


通貨オプション

通貨を対象にしたオプション取引。オプションは金融派生商品(デリバティブ)の一つ。Currency Option。


TTB、TTM、TTS

TTBとTTSは銀行が顧客である法人や個人と為替取引を行う際に用いるレート。基準となるのがTTM(公示仲値)。銀行が外貨を買い取る場合はTTMから手数料分を差し引いたレートとなり、これをTTB(対顧客電信買相場)という。一方、売る場合は手数料分を上乗せしたレートとなり、これをTTS(対顧客電信売相場)という。Telegraphic Transfer Buying rate、Telegraphic Transfer Middle rate、Telegraphic Transfer Selling rate。


ディーラー(Dealer)

インターバンク市場においては、通常、直物相場を扱うスポット・ディーラーをさす。銀行が顧客に提示する為替レートの手当て(カバー・ディール)を行う。他に、先物を扱うフォワード・ディーラー、オプションを扱うオプション・ディーラーなどもいる。また、このように、インターバンク市場でポジションを持って取引を行うディーラーとは別に、顧客の注文を受けてスポット・ディーラーにつなぐディーラーをカスタマー・ディーラーという。


デイトレード、デイライト取引(Daylight Deal)

翌日以降に建玉(ポジション)持ち越さず、その日のうちに決済してしまう取引のこと。日計り取引。当社の場合は、毎朝行われるロールオーバー処理を区切りとした約23時間30分の間で新規建玉から決済までを行う取引。


仲値、中値、TTM

銀行において対顧客向け売買取引レート(TTS/TTB等)の基準となるレートを指す。通常、銀行営業日の午前10:00に発表されるインターバンク取引実勢レートを基準にして決められる。TTS(対顧客電信売り相場)は、日本円を外貨に替える時のレート(顧客から見た場合は買値)をいい、TTB(対顧客電信買い相場)は、外貨を円に替える時のレート(顧客から見た場合は売値)のことで、各銀行が公示する仲値(TTM)を基準にして決定される。


バリュー・デイト(Value Date)

決済日のこと。インターバンク市場では、実際に通貨の交換を行う日をいう。


フォレックス(Forex)

外国為替のこと。Foreign Exchangeの略。単にFXともいう。


フォワード取引(Forward)

インターバンク市場で通貨の受渡し期日が2営業日後を越える取引を指す。フォワードレートは直物レートと金利から算出される。


プレミアム(Premium)

為替相場の現在と将来を比較して、どのような状態になっているかを表す。プレミアムとは、直物相場より先渡し相場のほうが割高になっている状態のこと、またはその額をいう。逆に割安の場合はディスカウント、同水準の場合はフラットという。一般に直物相場と先渡し相場の差(直先スプレッド)は、2国間の金利水準の差により決定されるため、低金利国の通貨はプレミアム、高金利国の通貨はディスカウントとなる。


ヘッジ・ファンド(Hedge Fund)

絶対的なリターンを目的として、「買い」「空売り」の手法や、金融派生商品への投資を臨機応変に多用し、世界中の金融市場で短期的取引を行う私的な投資組合。日本の年金や銀行、生命保険会社もヘッジ・ファンドに投資している場合がある。その売買は世界の金融市場において存在感を持ち、個別の株価や為替レートにあたえる影響も大きい。


変動相場制

為替レートの決定を自由な市場取引に任せる制度のこと。現在はおもだった通貨が変動相場制をとっている。


マイン(Mine)

ディーラー用語で「買った!」を意味する言葉。
→ユアーズ


マーク・トゥ・マーケット(Mark to Market)

ポジションを実際の市場レートで評価し、現在価値に引きなおすこと。評価替え。


マ−ジン(Margin)

取引保証金(証拠金)のこと。取引を行うために支払う担保。イニシャル・マージン(Initial Margin)は基準証拠金、メンテナンス・マージン(Maintenance Margin)は維持証拠金のこと。


メジャー・カレンシー(Major Currency)

→主要通貨


ユアーズ(Yours)

ディーラー用語で「売った!」を意味する言葉。


ユーロ(Euro)

欧州連合加盟の15ヶ国のうち、物価・長期金利・為替相場・財政赤字・債務残高などの参加条件を満たした11ヶ国によって、1999年1月1日から導入された統一通貨。2001年1月にはギリシャが参加し、12ヶ国となった。2002年1月からは紙幣とコインの流通が開始され、半年間の交換期間を経て、マルクやフランス・フランといった従来の通貨は2002年6月に廃止された。
※ユーロ導入国(2006年4月現在)
ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、スペイン、ポルトガル、フィンランド、オーストリア、アイルランド、ギリシャの12か国。なお、欧州連合(EU)25か国のうちイギリス、デンマーク、スウェーデンおよび新規加盟国10か国は未導入。


サクソバンクFX株式会社
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