バックナンバー:June 2010
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Morning Reportはこちら→ 06.30.10.pdf
株(NY):ダウ 9870.30(-2.65%), S&P500 1041.24(-3.10%), ナスダック2135.18(-3.85%), 日経平均 9570.67 (-1.27%)
米国株式市場は大幅下落となり、10月30日以来の安値を付けた。中国株式市場が景気鈍化懸念から4%以上下げたことや米国の経済指標発表が悪化したことが主な要因となった。経済指標発表では4月のS&Pケース・シラー総合(全米20都市を対象にした住宅価格指数)が前年同月比で3.8%上昇。米政府が住宅購入者向けに講じた税控除措置が寄与した模様。一方、6月の消費者信頼感指数は52.9に低下し、事前予想の63.3を下回った。ダウ平均個別銘柄は全銘柄が下落、値下がり上位はボーイング-6.33%、アルコア-6.26%、キャタピラー5.51%、アメックス4.80%。
FX (NY): USDJPY 88.55/ EURUSD 1.2187/ GBPUSD 1.5053/ EURJPY 107.93
アジア時間から株安の展開だったことで、NY時間序盤までリスク回避のドルや円買いが見られた。米株がその後、下値圏で底堅く推移したことでドルと円買いの動きも一服した。USDJPYはNY時間に一時88.27まで下落したが、その後は88円半ばまで上昇。EURUSDもNY序盤に1.215まで下げたが、1.22を回復、EURJPYも107円前半をつけ、108円に戻した。一方AUDJPYはそのまま安値を更新し、一時74円台に突入した。
日本で官首相が新たに誕生したように、オーストラリアでもジュリア・ギラード新首相が24日に誕生した。彼女は豪州初の女性首相で、元敏腕弁護士として知られている。ラッド政権では、副首相、教育相を努め、今回労働党の新党首に選ばれた。
ラッド前首相は、資源新税案(超過利潤分に40%の税金)が不評だったことや、温暖化ガス排出量取引制度導入の公約が未達成という理由で支持率が低下し辞任に追い込まれた。一時は77%を誇っていた支持率も辞任時には49%まで低下した。日本と比較すれば49%はまだまだ高水準で、大丈夫なのではないかと思ってしまうが、逆に言えば低支持率でも平気で居座る日本の首相の方がすごいのかもしれない。
市場では今後の新政権で資源新税案がどのように見直されるか注目されている。オーストラリアは恵まれた豊富な資源でいち早く金融危機を立ち直ったが、オーストラリア国民はBHPやリオティント等の課税による景気の腰折れを避けたいと考えている。現地新聞の世論調査によるとギラード首相の支持率は現在55%、今後支持率を高めるには資源新税案の見直しが鍵となる。
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Morning Reportはこちら→ 06.29.10.pdf
株(NY):ダウ 10138.52(-0.05%), S&P500 1074.57(-0.20%), ナスダック2220.65(-0.13%), 日経平均 9693.94 (-0.45%)
米国株式市場は小幅続落。原油価格が7週間ぶりの高値から下落したことで、商品株等が下落した。直近の一部経済指標発表の数字が弱いことから経済の先行きに対する不透明感があり、積極的な買いは見られなかった。経済指標発表では朝方発表された5月のシカゴ連銀全米活動指数が0.21(予想0.32)、 5月の個人所得が前月比で+0.4%増(予想+0.5%)、個人消費支出が前月比+0.2%(予想0.1%)、6月のダラス連銀製造業活動指数が前月比4.0%減(予想+3.2%)となった。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はJPモルガン(2.28%)、ボーイング(2.14%)、ホームデポ(2.02%)、一方の値上がり銘柄上位はインテル+1.70%、コカ・コーラ+1.63%、ウォールマート+1.58%。
FX (NY): USDJPY 89.34/ EURUSD 1.2275/ GBPUSD 1.5095/ EURJPY 109.63
ユーロが再び下落基調となり、EURUSDはアジアタイムの1.2396から1.22後半まで下落、EURJPYも109円後半まで下げた。ECBが実施した1年物オペが7月1日に償還を迎え、乗り換えの資金調達難が警戒された。一方ポンドは上昇しGBPUSDは1.51台を回復した。BOE政策委員のセンタンス氏がタカ派のコメントをしたことが材料視された模様。USDJPYもNY時間序盤に89円05銭まで下げたがその後欧州時間の水準である89円40銭近辺に戻した。原油価格が下げたことで、豪ドルは上値が重く、AUDJPYは78円へ突入した。
Morning Reportはこちら→ 06.28.10.pdf
株(NY):ダウ 10143.81(-0.09%), S&P500 1076.76(+0.29%), ナスダック2223.48(+0.27%), 日経平均 9737.48 (-1.92%)
ダウ平均が小幅下落、S&Pとナスダックが僅かなら上昇した。金融規制改革法案で内容が緩和されたことから金融株が上昇した。経済指標発表では2010年第一四半期のGDPが前回発表された3%から2.7%へ下方修正され、個人消費も事前予想の3.5%を下回る3%となった。6月のミシガン大学消費者信頼感指数は76に上昇し、約2年ぶりの高水準となった。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はコカ・コーラ(2.97%)、ウォールマート(2.46%)、マイクロソフト(2.44%)、一方値上がり上位はアメックス+3.92%、JPモルガン・チェース+3.71%、バンカメ+2.66%。原油は3.07%上昇の78.86ドルで終了した。
FX (NY): USDJPY 89.31/ EURUSD 1.2371/ GBPUSD 1.5049/ EURJPY 110.49
週末のG20 を控えた為替市場はユーロが買われ、ドルや円が売られた。ユーロはOECD事務総長がユーロ圏経済に対し強気の見方を示したことなどが買い戻しに繋がった。EURUSDはNY時間序盤1.23近辺で推移していたが、その後引けにかけて1.238まで上昇。GBPUSDも欧州時間から緩やかに上昇基調となり、NY時間中盤から1.5を回復、GBPJPYも134円に乗せた。原油が上昇したことで豪ドルも買われ、AUDJPYは78円、AUDUSDも0.87半ばまで上昇した。米国のGDPが下方修正されたことによる市場への影響は限定的だった。
Morning Reportはこちら→ 6.25.10.pdf
株(NY):ダウ 10152.80(-1.41%), S&P500 1073.69(-1.68%), ナスダック2217.42(-1.63%), 日経平均 9928.34 (+0.05%)
米国株式市場は続落。景気に対するに慎重な見方や、金融改革案を巡る警戒感から小売株や、金融株が重しとなった。経済指標発表では5月の耐久財受注が1.1%減少し、予想値のマイナス1.4%を上回った。また、6月19日の週の新規失業保険申請件数は前週から1.9万件減少して45万7千件となった。4週間移動平均は46万2750件と、前週から若干減少した。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はファイザー(2.82%)、アルコア(2.80%)、ホーム・デポ(2.72%)、値上がり銘柄はジョンソン&ジョンソン+0.61%、メルク+0.54%
FX (NY): USDJPY 89.58/ EURUSD 1.2331/ GBPUSD 1.4928/ EURJPY 110.47
株式市場が連日続落する中、景気回復鈍化の兆しからドルや円が買われる展開となった。ギリシャ5年国債の保証コストが過去最大に上昇したことを嫌気してEURUSDは一時1.226まで下げたが、NY序盤には1.2386まで反発。その後株式市場が下げ足を速めるとEURUSDも上げ幅を縮小した。ポンドはNY時間軟調な展開となり、GBPUSDは1.4920近辺まで下げた。USDJPYは89円前半で底堅く推移した後、89円後半を回復した。
Morning Reportはこちら→ 06.24.10.pdf
株(NY):ダウ 10298.44(+0.05%), S&P500 1092.04(-0.30%), ナスダック2254.23(-0.33%), 日経平均 9923.70 (-1.87%)
米国株式市場はまちまちの展開。ダウ平均は僅かにプラス圏ながら、S&Pとナスダックは小幅下落となった。経済指標発表では6月18日の週のMBA住宅ローン申請件数が前週比でマイナス5.9%。又、5月の新規住宅販売件数は税控除終了で1963年の集計開始以来の最低水準に落ち込んだ。地域別では4地域すべて減少し、特に西部は53%減と最大の落ち込みとなった。ダウ平均個別銘柄の値上がり上位はボーイング+1.77%、JPモルガン・チェース+1.46%、アルコア+1.24%。一方の値下がり銘柄上位はGE(2.53%)、シャブロン(2.35%)、マイクロソフト(1.75%)。
FX (NY): USDJPY 89.92/ EURUSD 1.2312/ GBPUSD 1.4959/ EURJPY 110.72
NY時間はドル売りが優勢となり、USDJPYは6月20日以来89円台をつけた。米国では新築住宅販売件数が過去最低水準に落ち込んだことで株式市場の上値が重い展開となった。FOMCは予想通り政策金利を0.25%に据え置き、声明では金融の状況は総じて経済成長を支える方向性を弱めており、これは主に国外の展開を反映、又経済の回復ペースは当面、緩やかなものになる可能性が高いと指摘した。英国では予算案が好感されポンドが堅調に推移、GBPUSDは1.49半ばまで上昇した。本日はオーストラリアでは豪与党労働党が党首選挙を開催される。首相交代による資源税に対する見解がかわる可能性もあり注目されている。
Morning Reportはこちら→ 06.23.10.pdf
株(NY):ダウ 10293.52(-1.43%), S&P500 1095.31(-1.61%), ナスダック2261.80(-1.19%), 日経平均 10112.89 (-1.22%)
米国株式市場は下落、ダウ平均は中盤まで前日比変わらずの水準で小幅レンジに推移。その後中盤以降は下落基調となり、本日の安値近辺で引けた。経済指標発表では5月の米中古住宅販売件数が予想外に減少し、566万戸と事前予想の612万戸を大きく下回った。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はアルコア(3.67%)、キャタピラー(2.97%)、ホーム・デポ(2.61%)、一方の値上がり上位はジョンソン&ジョンソン+0.05%、メルク+0.03%。
FX (NY): USDJPY 90.49/ EURUSD 1.2266/ GBPUSD 1.4804/ EURJPY 111.00
増税策や福祉カットなどの歳出削減を組み入れた英緊急予算案が発表されたイギリスではGBPUSDがNY時間序盤に1.485まで上昇、その後は上値の重い展開となった。EURUSDは欧州時間の安値から上昇し、一時1.23を回復したが、再びNY株の下落と共に下げた。欧州ではこの日スペインが実施した短期証券入札が行われ、無事目標の40億ユーロを調達ができた。USDJPYはアジアタイムからの下げ基調を継続し、90円前半まで下落した。
Morning Reportはこちら→ 06.22.10.pdf
株(NY):ダウ 10442.41(-0.08%), S&P500 1113.20(-0.39%), ナスダック2289.09(-0.9%), 日経平均 10238.01 (+2.43%)
米国株式市場は下落。中国が人民元切り上げの方針を示したことで、全体ではプラスの材料として受け止められたが、一部、中国からの輸入品価格が上昇し、収益を圧迫するとの見方から小売株等が低調。米国内では経済指標発表などの材料はなく、為替市場でユーロが下げ幅を拡大させたことで米株も下げた。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はマイクロソフト(-1.85%)、ホーム・デポ(-1.60%)、メルク(-1.54%)、値上がり上位はアルコア+5.49%、アメックス+1.36%、GE+0.94%。
FX (NY): USDJPY 91.01/ EURUSD 1.2322/ GBPUSD 1.4762/ EURJPY 112.15
ユーロが売られ、円とドルが優勢の展開となった。ユーロは引き続き欧州の一部の金融機関の資金繰りについて不安視されていることから下げた。EURUSDはNY時間序盤の1.24から1.23まで下落、EURJPYも113円から僅かに112円を割れる場面が見られた。英国では今晩下院での緊急予算委員会が予定されており、ポンドも軟調な展開でGBPUSDは1.4736まで下げた。USDJPYの値動きは限定的となり、91.25近辺から91円丁度近辺まで下げた。
中国人民銀行が、金融危機の影響を回避する為の特別措置として、約2年ほど続けていたドルペックの柔軟性を高めると発表した。中国はこれまでも米国からは度々、切り上げの要求を受け、ドルペッグが貿易不均衡の要因だと指摘されていた。
今回は経済も回復軌道にある為、切り上げに踏み切る意向とのことだが、米中関係を意識していることは明らかである。更に中国らしいと思うのが、今回の切り上げに関して、どれくらいのペースでどれくらいの切り上げを行うかなど具体的なことは述べていない。結局蓋を開けてみればたいした変化ではないということも考えられる。
最近の中国といえば、外資系工場で賃金引上げを要求するストライキのニュースがよく採り上げられる。トヨタやホンダなどもその対象となり、工場がストップする影響がでている。問題は政府も所得倍増計画なるものを検討しているため、火に油を注いでいる。
中国での労働コストの上昇、今回の人民元切り上げは、中国を製造拠点とする日本企業の環境を悪化させる為、他の新興国へ製造拠点をシフトする動きが加速する可能性が充分考えられる。
中国人民元の推移 〔ブルームバーグより)
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Morning Reportはこちら→ 06.21.10.pdf
株(NY):ダウ 10450.64(+016%), S&P500 1117.51(+0.13%), ナスダック2309.80(+0.11%), 日経平均 9995.02 (-0.04%)
米株式市場は上昇、ダウ平均は1ヶ月ぶりの高値を付けた。金が最高値をつけ、原油価格も上昇したことで一部商品関連株が上昇した。ダウ平均は午前中に一時10483まで上昇したが、その後は週末を控えていることもあり、利益確定売りから上げ幅を縮小させた。経済指標発表ではカナダの5月景気先行指標指数が前月比0.9%と事前予想の0.7%をやや上回ったが、それ以外の経済指標発表は特になかった。ダウ平均個別銘柄の値上がり上位はJPモルガン+1.93%、デュポン+1.48%、キャタピラー+1.39%、一方の値下がり上位はファイザー1.68%、P&G0.74%、トラベラーズ0.70%。
FX (NY): USDJPY 90.33/ EURUSD 1.2419/ GBPUSD 1.4849/ EURJPY 112.21
全般的には材料不足の中、小動きの展開となった。メルケル独大統領がEUに加盟している全27カ国がストレステストで合意したと述べたことでユーロ圏の金融機関に対する懸念が後退し、ユーロが1.236近辺を底堅く推移した。商品価格が好調だったことから豪ドルも欧州時間からじり高の展開となった。中国人民銀行が、金融危機の影響を回避するための特別措置として23カ月続けていたドルペッグの柔軟性を高める措置を発表。しかし、具体的にどれくらいのペースで、どれくらい切り上げるか等は発表されておらず、本日は市場がどう反応するか注目されている。
昨年ベトナムのズン首相が2010年にインフラ投資関連の問題を解決し、更なる経済発展を目指すことが重要であり、インフラ整備へ資金を大きく投入るとコメントした。現在大規模となる「ハノイ~ホーチミン市高速鉄道」計画の投資方針に関する審議を国会に提出し、協議中である。
2009年の直接投資認可額98億ドルで、米国がFDI認可を受けた43ヶ国のトップとなった。米国の投資家や企業は、ベトナムでの不動産、観光、ホテル分野を投資先として魅力を感じていたが、今後は自動車関連製品の製造分野でも興味をもち始めて、事業チャンスだけでなく、証券投資にも注目している模様。よって今年米国人以外の外国人投資家による資金も加速すると考えられる。
理由は以下の通り:
• ベトナム経済による自信回復
• 政治的安定
• インフラ設備の改善
• 政府による経済発展のためのコミットメント
現在タイで反政府団体のデモ混乱や不安が残っているため、今タイを投資先しとしていた投資家には、ベトナムを代わりの投資先として魅力を感じている。今後ベトナムの経済成長に注目したい。
KE
Morning Reportはこちら→ 06.18.10.pdf
株(NY):ダウ 10434.17(+0.24%), S&P500 1116.04(+0.13%), ナスダック2307.16(+0.05%), 日経平均 9999.40 (-0.67%)
米株式相場は小幅高。朝方発表された新規失業保険週間申請件数が予想外に増加したことで、上昇幅は限られた。しかし、スペインの堅調な入札結果を受けたことやテクニカルの買いが入ったことを背景に、ダウは年初以来のプラス水準を回復した。個別ではアップル+1.7%、クラフト・フーズ+0.8%。一方、BPは-0.4%、ザ・コカコーラカンパニーは-0.1%
FX (NY): USDJPY 90.91/ EURUSD 1.2378/ GBPUSD 1.4815/ EURJPY 112.56
ユーロは上昇の展開、EURUSDはほぼ3週間ぶりに1.24台を回復した。スペインの堅調な入札結果を受け、欧州債務危機への懸念が後退したことが背景。発表されたフィラデルフィア連銀指数は、8.0と、予想の20.0を大きく下回ったことから、リスク回避姿勢が強まり、ドルと円買いが優勢の展開。USDJPYは一時91.02を付け、本日の高値を更新。一方、クロス円は軟調、AUDJPYは一時78.00を付け、本日の安値を更新。しかし、米株価が引けにかけて上昇すると、リスク回避姿勢が後退し、ドルと円売り逆転。
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株(NY):ダウ 10409.46(+0.05%), S&P500 1114.64(-0.06%), ナスダック2305.93(+0.00%), 日経平均 10067.15 (+1.81%)
米株式相場は小幅続伸。発表された5月の住宅着工件数が前月比で59.3万件減少したことやフェデックスによる慎重な見通しが相場の重しとなった。また、ファニーメイやフレディマックは証券取引所の上場廃止を指示したことがマイナス材料となった。個別ではBP+1.4%、キャタピラ+1.4%、ゼネラル・エレクトリック+0.4%。一方,ボーイングー0.7%、シェブロンー0.4%
FX (NY): USDJPY 91.39/ EURUSD 1.2303/ GBPUSD 1.4728/ EURJPY 112.46
ユーロがドルと円に対して下落の展開。欧州時間にEUとIMFがスペイン向け流動性対策に最大2500億ユーロの融資枠を検討すると報じられるたことがユーロのマイナス材料となった。また、5月米住宅着工件数が5カ月ぶりの低水準となったこともユーロの押し下げ要因となった。EURUSDは2週間ぶりの高値から反落、一時1.2260の安値を付けた。米株式相場の中盤で株価が堅調に推移するとドル売り・円売りが先行し、GBPUSDは1.4852へと上昇して本日の高値を更新。これに伴いクロス円も上昇。その後、NYダウは再びマイナス圏に下落し、下げ幅が拡大するとクロス円は高値圏から緩やかに下落。
Morning Reportはこちら→ 06.16.10.pdf
株(NY): ダウ 10404.77(+2.10%), S&P500 1115.23(+2.35%), ナスダック2305.88(+2.76%), 日経平均 9887.89 (+0.08%)
米株式相場は反発。スペイン、ベルギー、アイルランドによる順調な国債入札結果を受けたほか、発表された6月のニューヨーク地区製造業活動が11ヶ月連続で拡大を示した結果が好感された。個別ではBPは+2.4%、キャタピラー+4.0%、ボーイング+4.1%。
FX (NY): USDJPY 91.4/ EURUSD 1.2322/ GBPUSD 1.4801/ EURJPY 112.72
ユーロが上昇の展開。欧米株式相場の上昇を受け、リスク資産の需要が高まった模様。EURUSDは2週間ぶりの高値に上昇し、一時1.2342を付けた。GBPUSDも1.48台へと一時上昇。また、発表された6月のニューヨーク地区製造業活動が前回から拡大を示し、19.57との結果を受けたことからドルと円売りにつながった。これに伴い、クロス円は本日の高値圏で推移した。
Morning Reportはこちら→06.15.10.pdf
ダウ 10190.89(-0.20%), S&P500 1089.63(-0.18%), ナスダック2243.96(+0.02%), 日経平均 9879.85 (+1.80%)
米国株式市場はまちまちの展開、ダウ平均とS&Pが小幅下落する中、ナスダックが小幅に上昇した。米国は特に経済指標発表がない中、材料となったのはムーディーズによるギリシャの格下げ。ギリシャ国債は「A3」から4段階低い「Ba1」に引き下げられた。朝方は欧州株の上昇の流れを引継ぎダウは10328.67まで上昇、その後格下げの発表を受け下落基調となった。ダウ平均の個別銘柄値下がり上位はJPモルガン2%、デュポン1.99%、バンカメ1.22%、一方の値上がり上位はキャタピラー+1.28%、インテル+1.21%、ユナイテッド・テクノロジーズ+1.01%。
FX (NY): USDJPY 91.62/ EURUSD 1.2220/ GBPUSD 1.4739/ EURJPY 111.97
ギリシャ国債の格下げを受け、リスク許容度が縮小EURUSDは1.2296から1.22前半まで下落、EURJPYも112円85銭から一時111円75銭まで下げた。しかしギリシャ国債の格下げはある程度折込み済みであったことからアジア時間の水準まで下げることはなかった。ポンドは好調な欧州株を受け、GBPUSDが1.47を回復、NY時間には一時1.48をつけたが、その後は1.47半ばまで下落。BOEが第三四半期には利上げを行うとの要人発言がポンドを下支えした。
Morning Reportはこちら→ 06.14.10.pdf
ダウ 10211.07(+0.38%), S&P500 1091.6(+0.44%), ナスダック2243.6(+1.12%), 日経平均 9705.25 (+1.70%)
米株式相場は続伸。5月の小売売上高が昨年9月以来の大幅な減少となったが、市場への影響は限定的。一方で、発表された6月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想の74.5を上回って75.5となったことがプラス材料となった。また、半導体大手ナショナル・セミコンダクターの好調な業績見通しが発表され、ハイテク株を主導して買いが先行。そして英BBCがBPは配当見送りを決定したと報じたが、英政府が支援する姿勢が明らかになったことが支援材料となった。個別ではナショナル・セミコンダクターは+5.0%、BPは+3.6%
FX (NY): USDJPY 91.79/ EURUSD 1.2122/ GBPUSD 1.4569/ EURJPY 111.28
ドル上昇の展開。発表された米5月小売売上高の予想外の減少を受け、市場では逃避先通貨とするドルと円の買いが活発化した。また、株式相場が一時下げ幅を徐々に拡大したこともドルの支援材料となった。一方でクロス円は欧州通貨中心に軟調。GBPJPY EURJPYは本日の安値圏へと下落し、上値の重い展開となった。USDJPYは一時91台後半から前半へ下落。本日東京時間に発表される日本の4月鉱工業生産が注目。
Morning Reportはこちら→ 6.11.10.pdf
ダウ 10172.53(+2.76%), S&P500 1086.84(+2.95%), ナスダック2218.71(+2.77%), 日経平均 9542.65 (+1.10%)
米国株式市場は大幅反発となり、ダウ平均は6月4日以来1万台を回復した。中国の貿易統計など、直近の経済指標発表データの結果がよかったことから、景気の先行きに対する見方が改善した。米国時間の主な経済指標発表では4月の貿易収支の赤字幅が前月から0.6%拡大し、403億ドルとなった。6月5日の週の新規失業保険申請件数は45万6千件と前週に比べてやや減少、失業保険の継続受給者数は5月29日に終了した一週間で25万5千人減少して446万人となった。ダウ平均の個別銘柄は全銘柄が上昇し、値上がり上位はキャタピラー+5.53%、アメックス+5.04%、シェブロン+4.77%、アルコア+4.17%。
FX (NY): USDJPY 91.32/ EURUSD 1.2106/ GBPUSD 1.4696/ EURJPY 110.56
株式市場の大幅反発を受けて、ユーロやポンドが上昇、逃避先として魅力が薄れたドルや円が売られた。EURUSDは1.21台、GBPUSDは1.47台を回復。ECBはこの日政策金利を予想通り1%に据え置き、イングランド銀行も同様に0.5%に据え置いた。トリシェECB総裁は金利について適正水準にあるとし、ユーロの存続についても一度心配はしたことがないと述べた。また、ECBは市中銀行への無制限の資金供給と国債購入を当面、継続すると表明した。VIX指数が低下し、リスク許容度が高まったことで、豪ドルやNZドルも買い戻される展開となった。
財政問題でユーロが下落する中、その資金が安全資産の代表格とされる金に流れている。金は8日に一時1254ドルをつけ、3週間ぶりに過去最高値を更新した。
今回の金価格の動きはこれまでとやや異なる点がある。通常、金はドル安時や、インフレ時に上昇しやすいが、現在はドル高。商品価格の動きをみてもインフレとは言い難い。やはり上昇の背景にはユーロの信認低下が大きな引き金となっている。
欧州問題は今後も長期化する可能性が高いので、金価格は当面ユーロから流れてくる資金に支えられると見方が多い。金は対ドルのみならず、対ユーロや豪ドルでも上昇しており、他、銀なども連れ高の展開となっている。
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Morning Reportはこちら→ 06.10.10.pdf
ダウ 9899.25(-0.41%), S&P500 1055.69(-0.59%), ナスダック2158.85(-0.54%), 日経平均 9439.13 (-1.04%)
米国株式市場は下落。序盤のダウ平均は一時10065まで上昇したが、中盤以降は金融やエネルギー株が下げを主導し、そのまま下落基調となった。序盤の上昇は、バーナンキFRB議長が議会証言で、欧州危機の影響は限定的であると発言したことに支えられた。しかし後半はBPが1996年の水準まで下げるなど打撃をうけた。経済指標発表では6月4日の週のMBA住宅ローン申請件数がマイナス12.2%と5週連続で下げ、また、4月の卸売在庫は0.4%と4ヶ月連続でプラスとなった。ダウ平均、個別銘柄 の値下がり上位はバンカメ2.09%、エクソン・モービル1.98%、JPモルガン・チェース1.75%、一方値上がり上位はボーイング+1.13%、クラフト・フーズ+0.94%、ウォールマート+0.53%。
FX (NY): USDJPY 91.34/ EURUSD 1.1982/ GBPUSD 1.4538/ EURJPY 109.43
欧州株が堅調だったことから、リスク回避の動きが後退し、ドルと円の売りが優勢となった。EURUSDは一時1.2071まで、GBPUSDも1.46まで上昇した。しかし米株が下げに転じると再びリスク回避の動きが強まり、EURUSDは1.20を割りこんだ。ニュージーランドのRBNZは先ほど政策金利を2.75%に据え置き、NZDJPYは現在61円半ばで推移している。
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ダウ 9939.28(+1.26%), S&P500 1062.00(+1.10%), ナスダック2170.57(-0.15%), 日経平均 9537.94 (+0.18%)
米国株式市場はダウとS&Pが上昇し、ナスダックが下落した。原油高、主要株価の大幅安後の値ごろ感、また、バーナンキFRB議長が米景気は二番底を回避できるとの見解を述べたことなどが買いを誘った。経済指標発表ではカナダの5月住宅着工件数が18万9100件と、事前予想の20万2千件を下回った。ダウ平均の個別銘柄値上がり上位はデュポン+4.11%、バンカメ+3.37%、エクソン・モービル+3.78%、値下がり上位はマイクロソフト0.79%、インテル0.74%、シェブロン0.43%。
FX (NY): USDJPY 91.49/ EURUSD 1.1964/ GBPUSD 1.4448/ EURJPY 109.47
EURUSDは一時6月5日以来1.2をつけたが、上値は重く再び1.19前半まで反落、その米株の上昇と共に1.19後半まで半値戻しとなった。欧州では引き続きEU加盟国のブルガリアの財政状況に対する懸念が強い。USDJPYは序盤91円割れから反発し91円半ばまで上げ幅を拡大。英国も財政面での不透明感から欧州時間に下落、NY時間に株価の反発とともにGBPUSDは1.44台を回復。豪ドルは原油価格の上昇と共に買われ、AUDJPYは序盤74.05近辺まで下げたが現在は75円半ば。
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ダウ 9816.49(-1.16%), S&P500 1050.47(-1.35%), ナスダック2173.90(-2.04%), 日経平均 9520.80 (-3.84%)
米国株式市場は続落、ダウ平均は終値ベースで昨年11月の水準まで下落した。欧州の財政懸念からリスク回避の売りが続き、経済指標発表などの材料が特にない中、中盤以降売りが加速した。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はバンカメ3.39%、キャタピラー3.34%、アルコア3.04%、値上がり上位はウォールマート+0.67%、AT&T+0.62%、メルク+0.42%。
FX (NY): USDJPY 91.59/ EURUSD 1.1922/ GBPUSD 1.4474/ EURJPY 109.18
先週末に浮上したハンガリーの財政不安に対し、ハンガリー政府は緊急財政の必要はないと述べ、危機感に欠けるとの見解からユーロの売り要因の一つとなった。また、欧州要人からもユーロの水準を懸念しないと受け取れるコメントがあり、ユーロは軟調な展開。USDJPYは92円を突破できず、結局中盤以降は91円前半まで下落。特に株価が下げ幅を拡大した中盤から円が主要通貨に対し下落基調を加速。対豪ドルでは75円50銭から74円丁度まで急落した。
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ダウ 9931.97(-3.15%), S&P500 1064.88(-3.44%), ナスダック2219.17(-3.64%), 日経平均 9901.19 (-0.13%)
米国株式市場は大幅下落。5月の米非農業部門雇用者 が43万1千人と事前予想の53万6千人を下回ったことに対する失望売りや、欧州の財政不安からユーロが急落したことで市場心理が悪化した。経済指標発表では、5月の米失業率が9.7%と前月の9.9%から低下。非農業部門雇用者数は43万1千人と前回の29万人より増加するも、事前予想を下回った。またカナダの5月の失業率は8.1%と前回と変わらずとなった。ダウ個別銘柄は全銘柄が下落、下落率上位はキャタピラー5.48%、アメックス5.25%、ボーイング4.79%。原油価格も前日比4.15%安の71.51ドルで終了。
FX (NY): USDJPY 91.75/ EURUSD 1.1951/ GBPUSD 1.4440/ EURJPY 109.65
経済指標発表が事前予想を下回ったことや、欧米の株式市場が下落したことでリスク回避の動きが加速。特に新たにハンガリーの財政不安が浮上し、EURUSDはNY時間に心理的節目である1.2を割り込み、4年ぶりの安値を付けた。GBPUSDもNY時間に一本調子の下落基調となり1.45を割り込んだ。円は対ユーロやポンドで買われ、EURJPYは109円台、GBPJPYも一時132円台をつけた。原油価格が下落を受けて、豪ドルも大きく下落、AUDJPYは75円前半へ突入した。
最近リスク回避志向が後退し、キャリトレードがまた増加している模様。キャリートレードとは、機関投資家・ヘッジファンド等の有力な資金調達・運用手法とされる取引で、金利の低い通貨(例としては円、スイスフラン)で資金調達して、金利の高い通貨(例:豪ドルやNZドル)で運用して利ザヤを稼ぐ手法をいう。特に円で資金調達を行う場合を円キャリートレードという。
さて、キャリトレードの中で人気通貨ペアAUDJPYとNZDJPYを比較すると、良いパフォーマンスは見せているのはどっちでしょう。ダウンアンダー(豪州とニュージーランド)の景気回復は共に順調であり、資源価格の上昇やキャリトレード(円から豪ドル・NZドルへ資金流れ)の増加から両通貨ペアは堅調 (チャートを参考下さい)
しかし、NZの首相ジョン・キーはNZドルの上昇率は豪ドルに比べると難しいとコメントした。 NZドル2010年4月まで29%高だったが、その後ギリシャの財政危機を背景に、リスク回避志向でドル買いが先行した。豪ドルは先月7%下落した。しかし、今週発表された豪の金利キャッシュターゲットは4.5%に据え置き、しばらくこの水準で維持すると豪中銀が明らかにした。これを背景に豪ドルは上昇。現在NZの金利は現在2.5%で、豪に比べ2%ほど低いことから特にキャリトレードをする投資家にとって豪ドルの方が魅力的に感じられる。
NZドル安はNZの輸出を押し上げ(特に乳製品とウール)、NZの景気回復を下支えている。これを背景にNZの中央銀行(RBNZ) のアラン・ボラード総裁は早ければ6月にも過去最低水準にある政策金利を引き上げる可能性があるとの見解を示した。政策金利が上るとNZドルのプラス材料となる。来週のRBNZ政策金利発表が注目。
KE
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ダウ 10255.28(+0.06%), S&P500 1102.83(+0.41%), ナスダック2303.03(+0.96%), 日経平均 9914.19 (+3.24%)
米株式相場は上昇、S&P500は4月以来初めての2日連続で上昇した。発表された5月の米雇用統計による景気回復期待の高まりが広がったことから買いが先行し、特にハイテク関連株が堅調。個別ではマイクロソフトは1.5%高、シスコシステムズは1.5%高、ヒューレット・パッカ―ド0.4%高
FX (NY): USDJPY 92.59/ EURUSD 1.2166/ GBPUSD 1.4622/ EURJPY 112.65
ユーロが主要通貨に対して下落の展開。ECBが金融システムにさらなる流動性を供給するとの観測が背景にある。一方、ドルと円は上昇の展開。発表されたADP雇用統計は5.5万人と予想7.0万人にこそ届かなかったものの4ヶ月連続のプラスを記録したことが好感された。また、ISM非製造業景況指数における雇用指数は50.4と前回の49.5から拡大したこともドル買い材料となった。そして米株式相場は続伸して取引を開始したことも支援材料となった。クロス円は総じて本日安値を更新。EURUSDが1.21台半ば、GBPUSDは1.46ドル割れへと下げ幅が拡大した場面も見られた。
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ダウ 10249.54(+2.25%), S&P500 1098.38(+2.58%), ナスダック2281.07(+2.64%), 日経平均 9603.24 (-1.12%)
米株式相場は上昇。発表された米国の4月中古住宅販売成約が予想の5.0%を上回って6.0%となったことが好感されたほか、軟調だったエネルギー株の買い戻しも目立った。S&P500の上昇率上位10銘柄のうち6銘柄がエネルギー関連株となった。個別ではシュルンベルジェは+8.8%、ユナイテッド航空の親会社UALは12.6%、アムジェンは10.5%高
FX (NY): USDJPY 92.16/ EURUSD 1.2237/ GBPUSD 1.4645/ EURJPY 112.82
円売りの展開、円が対ドルで2週間ぶりの安値をつけた。鳩山由紀夫首相の辞任を受け、日本の政局不安などから円売り流れが継続。一方、資源通貨とする豪ドル、NZドル、カナダドルが上昇。米株式相場が反発したことからリスク回避志向が後退しつつあり、資源通貨へ資金フローが先行した。AUDUSDは一時0.8425、NZDUSDは0.6821をつけ、それぞれ本日の安値を更新。USDCADは1.0371まで下落した場面も見られた。本日アジア時間は日本の法人季報設備投資発表が注目。
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ダウ 10024.02(-1.11%), S&P500 1070.71(-1.72%), ナスダック2222.33(-1.54%), 日経平均 9711.83 (-0.58%)
米国株式市場は下落。英石油大手BPの原油流出事故の処理が長期化しそうなことからエネルギー関連株が下落を主導した。また、ユーロが下落基調を強めていることから、欧州に対する先行き不透明感が高まった。経済指標発表では5月のISM製造業景況指数が59.7と事前予想の59を上回り、10ヶ月連続で拡大した。他、5月のダラス連銀製造業活動は2.9%と事前予想の18.6%を大きく下回った。ダウ平均個別銘柄の値下がり上位はアルコア3.87%、JPモルガン・チェース2.63%、デュポン2.57%、一方値上がり上位はクラフト・フーズ+1.05%、ジョンソン&ジョンソン+0.79%、ウォールマート+0.71%。
FX (NY): USDJPY 94.11/ EURUSD 1.3195/ GBPUSD 1.5202/ EURJPY 124.20
ユーロが大幅下落の展開。欧州時間EURUSDは一時1.211まで下落し、2006年4月以来の安値をつけた。ただその後は反転し、NY時間序盤には一時1.23を回復。1.2340の高値を付けた後再び軟調な展開となり、122前半まで下落した。ユーロ売りの背景にはECBがユーロ圏の銀行が11年に最大で1050億ユーロの損失を計上する可能性があると発表し、欧主機関の収益悪化懸念が高まった。他、フランス国債の格下げがあるとの噂もマイナス材料となった。USDJPYは91円前半を推移し、比較的値動きは限定的となった。カナダ中銀は政策金利を0.25ポイント引き上げ0.5%とした。
5月のNYダウ平均の月間下落率は、マイナス7.92%と1940年以来で最悪となった。最終取引日となった5月28日の下落要因の一つとなったのが、スペインの格下げニュース。格付け機関であるフィッチが、債務削減が成長率を鈍化させるとして、スペインの長期国債格付けを最上級の「AAA」から「AA+」に格下げした。これを受けて、欧州不安が再燃するとの見方からユーロも下げを加速した。
さてスペインの経済状況だが、統計局が発表した2010年第一四半期のGDP速報値は前期比0.1%増と、7四半期ぶりにマイナス成長から抜け出した。
08年の金融危機では住宅市場が大きくダメージを受け、建設業で大量の失業者から失業率は20%近くへ上昇している。
しかし、その後政府の景気刺激策の効果に支えられ、回復基調にあるスペインだが、公務員給与の削減などの財政赤字削減策が今後再び景気の腰折れを招く可能性もある。当面ユーロの動向の鍵の一つとして、スペイン経済が注目である。
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ダウ 10136.63(-1.19%), S&P500 1089.41(-1.24%), ナスダック2257.04(-0.91%), 日経平均 9768.70 (+0.06%)
米国株式市場は休場。経済指標発表ではカナダの第一四半期のGDPが発表され、+6.1%と事前予想の5.9%を上回った。今回の成長率は過去10年で最大となり、明日カナダ銀行は政策金利を現行の0.25%から0.25%引き上げ0.5%にすると予想されている。
FX (NY): USDJPY 91.20/ EURUSD 1.2304/ GBPUSD 1.4536/ EURJPY 112.22
ロンドンとNYが休場のため、市場参加者に乏しい一日となった。カナダの第一四半期GDPが好結果となったことから、明日のカナダ銀行への利上げ期待が高まり、USDCADは一時1.0411まで下げた。中盤、円がストップロスを巻き込み買われる展開となり、USDJPYは91円半ばから一時91円割れ、EURJPYも112円半ばから111円半ばまで下落した。中盤以降は特に材料もなく、主要通貨は横ばい推移となった。
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